お辞儀

 

 

今日はお辞儀の仕方を勉強!

 

それではお辞儀について色々と調べていってみましょう。

 

まずは神道の中には叉手(さしゅ)と呼ばれる作法があるのですが、この叉手の方法とお辞儀の方法というのは、全くの別物なんです。

 

さらに仏教にも叉手というものがありまして、神道叉手、仏教叉手、さらにお辞儀をする作法、この3つがごっちゃになっているんですね。

 

そこからさらにコンスと呼ばれる向こうの方法が合わさってなにがなんだかわからなくなってる状態。

 

それでごっちゃになったものをよくも理解せずに、これが正しいビジネスマナーです!って意気揚々と語っちゃう人がブログだとかマナー講座とかでどんどんどんどん広めちゃっていって更にわけわからなくなってるんです。

 

一度整理してみましょう。

まずは単純解明日本の立ち方とお辞儀

これってたぶん小笠原流(おがさわらりゅう)の小笠原流礼法が大元ですよね。

立ち方とお辞儀がこち

 

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 ※一部画像を切り取り使わせてもらってます。

わかりやすいですね。これが正しい日本の礼儀作法。

この作法を一番多く広めて、正しくきちんと使うようにしましょう。

 

 

そして神道叉手と呼ばれるもの、それがこち

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こちらも画像を勝手に使わせていただいております

 

この叉手、と呼ばれるものが今の日本の多く出回ってるものの誤解を招く引き金になってるんじゃないでしょうか。

 

そして神道の礼がこち

 

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※はたまたこちらも勝手に使わせていただいております。

 

こちらの礼も叉手を使わずに両手は合わせてないですよね。

それでは次は仏教での叉手を見てみましょう。

 

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こちらの画像もお借りしております。

立っている時、歩く時の手の作法です。左手を、親指を内にして握り、手の甲を外に向け、胸に軽く当てて右手のひらでこれを覆います。

これが仏教での叉手と呼ばれるもの、あまり普段みかけませんので大丈夫ですよね、混同しないですね。

一応別物ですよ、という配慮の元掲載してみました。

 

そして次がうわさのコンスタントさん

 

そうですスイスの高級腕時計のフレデリック・コンスタントさんです

 

めっちゃかっこいいですね、良いですね。

 

なに、ちがう?コンスタントじゃなくて、コンスだって?

 

違いましたか、こっちですね

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こっちでしたね、では見てみましょう。

はい、要約すると、

両手を前で組んだあと親指と親指をクロスさせておへその辺りで合わせるという事ですね。

さらに男性は左手女性は右手が上に来るようにするのが正解だそうです。

 

大事なのは手の置き方手の場所ですね。

 

以上の事を踏まえて、写真を見てましょうか。

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ま、たしかに肘は張ってますが、正解とされる「コンス」という立ち方にしては不明瞭なところが多いですね。

これを見てコンスだ!というのはやはり間違え、なのかもしれません。

 

ただし!

 

 

前の方で勉強した日本式の立ち方、とも言い切れませんよね。

今の多くのビジネスマナーとしての立ち方、もしくはお辞儀の仕方が、この日本式とタンス?にゴンゴンでしたっけ?がごちゃ混ぜになってるというのもまた事実、なんですよね。

昔から違和感に感じてたこの肘を張ったり、おへそのところにまで手を持ってくる作法、どうにも受け入れ難かったのもこれが影響されているんでしょうね。

 

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こちらの画像もお借りしております。

はい、良いんじゃないでしょうか。

このように肩の力を入れずに、自然な形で前で手を組む。

肘を張らずにおへそに無理に持ってこない形。

日本流の立ち方と神道叉手が合わさった新しい日本流の立ち方、として受け入れていけばいいんじゃないでしょうか。

 

 

そして最後に

 

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こちらも勝手に拝借しております。

 

皇后美智子様のこのお写真

手を合わせられてますが肘は張らずにおへそのとこにも無理やり持って来てませんよね。

この作法はこの作法で良いんじゃないでしょうか。

美智子様流礼法ということで。

 

これまで述べたことを総合して、無理くりコンスだなんだ!と押し付けるのではなくて、日本式ではないよね、という言い方の方が相手も理解してくれるのではないでしょうか。

 

現状僕が感じる事は、礼儀やマナーに厳しいとされる人たちが本当に日本式を学んでいるのか、という懸念があることです。

知らず知らずのうちにこのコンスと呼ばれる方法が作法として受け継がれ、知らないうちに自分の子に伝わってしまう。

それが一番怖い事ですよね。

 

小笠原流 美しい大人のふるまい

小笠原流 美しい大人のふるまい